毎月家計簿を給料日前に締めて見て思うこと、それは、
日用品代が毎月2〜3万円と、ありえないほどの金額に膨れ上がっているのです。
「無駄遣いしているつもりはないのに、なぜこんなにも出費が多いのだろう?」
予算をきちんと決めているはずなのに、なぜか予算を大幅にオーバー。月に3万円はいくらなんでも高すぎます。
できれば、月5,000円〜1万円に抑えて、貯金や子どもたちと楽しむお金に回したい!
なぜ、私がこんなにも日用品代を買ってしまうのか、浪費グセの原因を見つけて、改善策を考えてみることにしました。
日用品代をまとめ買いする習慣がついてしまった
子どもたちが保育園時代、仕事が終わると同時に、ダッシュでお迎えに行く日々が続いていました。
お迎え後に買い物に行きたくても、子どもたちがぐずって「早く帰りたい!」と泣きわめくし、2人の子どもを連れてスーパーに行くのは、正直しんどかったです。
平日の買い物は諦め、週末にホームセンターに行っては、カゴいっぱいにまとめ買いするようにしていました。
平日どこにも行けずに我慢していた分、ホームセンターがレジャーランドのように楽しくなり、週末のまとめ買いが「習慣」になっていたのです。
まとめ買いした結果、収納スペースの中のトイレットペーパーやティッシュペーパー、洗剤類が常に山積み状態に・・。
棚いっぱいに在庫がないと、落ち着かない状態に陥っていました。
時間に余裕ができた今でも、まとめ買いする習慣が抜けきれず、在庫がまだ半分以上あるのに、平日でもドラッグストアに立ち寄るように。
新商品を見つけるたびに、「これ、よさそう!」とついでに買ってしまい、予算を決めても、すぐにオーバーする家計に陥ってしまったのです。
日用品代は不安商品。なくなると思うと不安で心配に
なぜ、まとめ買いする習慣がついてしまったのか。
その原因は、「不安」と「心配」です。
トイレットペーパーなくなったらどうしよう、今買わないと特売価格で買えないかも・・といった不安や心配が、日用品をついつい買い足してしまう原因となっていたのです。
災害が起きたらどうしよう!と、何かあったときのために買っておかなきゃと、なくなったら困る心理が先走り、必要事情にまとめ買いしていました。
本来は必要量あればいい日用品ですが、なくなった時の不安や心配をするばかり、ついつい多めに買っていたことで、予算を大幅にオーバーしている状態だったのです。
場所別に同じような洗剤を揃えていた
キッチン・洗面台・お風呂・トイレ用と、それぞれ場所別に洗剤が色々出ているじゃないですか。
それぞれの洗剤に適材適所があるものと思い、場所別に買い揃えていたのです。
しかし、液体洗剤の中身はほとんど一緒。「場所別に使い分けなければならない」という、メーカーの戦略に見事にハマってしまっていました。
ひどいのは、排水溝の洗剤類ですね。お風呂・キッチン・洗面台・トイレと、主成分はほぼ一緒なのに、見事にすべて揃えています。
無駄な出費があるだけでなく、在庫管理も大変な状態に陥っていました。
レビューを見ては不安になり、次の商品をお試し買い
日用品を購入しても、「本当にこの商品で良かったのかな?」と不安になってくるときってありませんか?(私だけかしら..)
Amazonのレビューに「使いづらい!」「落ちない!」などのマイナス評価がたくさんついていると、自分の選択に自信が持てなくなっていました。
よいレビューがついている商品を見つけては、「試しに使ってみて、よかったらリピートしよう」と買ってしまう始末。でも、また悪いレビューを見つけると不安に・・。
使い切る前に新しい商品を買って試すという、浪費サイクルが続いていました。
日用品代を月3万円から5,000円に落とすための改善策
不安や心配な思いが悪いほうに作用し、日用品代が月3万円と膨大に膨らんでしまった家計・・。この3万円をなんとかして月5,000円に抑えるために、今から改善策を練ることにしました。
まとめ買いをやめる
今の時代、ドラッグストアも24時間空いています。いざとなったらコンビニにも日用品が多く置いてあります。今の時代、まとめ買いする必要はありません。
不安だから、心配だからとまとめ買いするのではなく、いつでも買えるから大丈夫、と自分に言い聞かせ、必要なときに買うようにします。
洗剤の大容量パックを買う
買う時は、もちろん割安の詰め替えタイプを購入。そのときに、お得な大容量パックを買うようにします。
何度もお店に買いにいく手間も省け、同時に新しいものに飛びついて衝動買いするリスクも減らせます。
特売だからとすぐに飛びつかない
本日特売日!増税前の最後のチャンス!という広告を見てしまうと、「今すぐに買わなくちゃ」とついつい焦ってしまいます。
でも、これも不安心理につけこんだ、メーカー側の戦略です。(乗せられて買う方も買う方ですが・・)
特売日ごとに買っていたら、また在庫の山になってしまいます。
色んな誘惑に負けることなく、「今は必要ないから」と冷静に判断できるようにしていきたいです。
ほぼ同じ成分なら、他で代用できないか考える
洗剤はこの場所で使わなければならないという、呪縛にとらわれていることが多いです。
今は、パナソニックのタンクレストイレ「アラウーノ」など、食器洗い洗剤で便器内を洗うトイレもあるぐらいですから、トイレ用洗剤や風呂用洗剤は、食器洗い洗剤で代用できるはずです。
今まではキッチンやお風呂用など、場所別にすべて買い揃えていましたが、ほぼ同じ成分なら、他の場所でも代用できないかを考えて買うようにします。
常識を疑うことも、ときには必要ということです。
人の口コミを鵜呑みにせず、自分軸を大切にする
人の意見に左右されて買うのではなく、自分がいいと思ったらそれでいいと思うメンタルを鍛えていきます。
日用品も他人の口コミやレビューを鵜呑みにすることなく、「自分軸」を持つことが大切ですね。
1人1人体質も違うわけですし、自分に合うものを見つけたら、それを信じて使い続けていくようにしていきます。
日用品代が月3万円から5,000円に節約できたら、年間いくら浮く?
日用品代の浪費グセを治し、月3万円から5,000円に節約できた場合、年間いくら浮くのか計算してみることにしました。
毎月浮くお金は25,000円。年間にすると30万円にもなります。さ、さんじゅうまんえんって、ものすごい大金じゃないですか?!
もし、5年間この生活を続けていけば、150万円に。軽自動車が1台買えてしまう金額です。
「日用品代を浮かして、子どもたちと温泉旅行に行きたい!」とモチベーションがアップ!
早急に家計を改善していかなければならない、洗剤を無駄に垂れ流している場合じゃないと、決意を強く固めたのでした。
日用品代の浪費グセ改善のために、家中のアイテムを見直す作戦決行!
家の中にティッシュや洗剤の買い置きがないと不安になり、さらに買い物時間が限られていたことで、とにかく買わなきゃ!と思いながら、買い漁っていた日用品。
気がついたら、月3万円という、とんでもない額に膨れ上がっていたことで、家計が破綻する前に、改善策を打ち出してみました。
まずは家中にある洗剤類を見直し、本当に必要なもの、不要なものを選別し、きちんと見極めてから購入したいと思います。
いきなり月3万円を5,000円に落とすのは大変かもしれませんが、子どもたちと温泉旅行に行けると思えば頑張れそうです。いや、もう頑張るしかない!
同じように、日用品代が節約できなくて悩んでいる方、一緒に頑張っていきましょう。