特に無駄遣いしているわけでもないのに、気がついたらお金が減っていて、貯金できないってことありませんか?
私も浪費グセがなかなか治らず、まったく貯金できないどころか、赤字家計がずっと続いて大ピンチに陥ったことがあります。
半年前に離婚して子どもと3人で暮らすようになってからは、家計の見直し大作戦を決行。赤字でまったく貯められなかった家計が、黒字家計に一転しました。
実は毎日「お金を貯める5つの習慣」を行っているのです。
続けることが難しい習慣。実はある目標を持ってからは、楽しく続けられるようになりました。
この半年間、私が毎日欠かさず行っている5つの習慣をご紹介したいと思います。
お金を貯めるために行っている5つの習慣
1.普段の生活ではクレジットカードは使わない

つい半年ほど前までは、クレジットカードが使えるお店では、すべての支払いをカード払いにしていました。
財布の残高を気にせず使えることから、ついつい使いすぎてしまい、毎月膨大な請求額が・・。
銀行の残高がみるみる減っていくことに恐怖を覚え、カードの使用をやめて現金払いに切り替えました。
給料日に1ヶ月分の生活費を下ろし、その範囲内でやりくりするように。
カード払いで買っていたネットショッピングをしないようになり、無駄買いを減らすことができるようになりました。
便利を不便に変えたことが、使いすぎ防止につながっていきました。
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2.家計簿&財布の中身をチェック

家計簿なんてつけてもお金なんて貯まらないから、つける意味がないという意見も多く聞きます。
しかし、私は家計簿をつけていたときは貯金できていましたが、家計簿をつけなくなってからは、反対に浪費家に転身しました。
やはり、「家計に向き合っている = お金に対して意識している」ことが、大切なことなのだとわかったのです。
毎日子どもたちが寝静まった後に、レシートを見ながら家計簿アプリ「マネーフォワード」に「適切に使えただろうか?」と考えながら、手で入力しています。
備考欄に「予算オーバーした」など反省点や良かった点も記入することで、頭の中に「これは浪費」「これは必要だったもの」と、行動パターンを記憶させるようにしました。
最後に財布の中身を見て、家計簿と財布の残高が一致するかまでチェックしていました。
3.お酒コーナーには近づかない
お酒の中でも特にビールが大好きな私。仕事や家庭のストレスで、毎日のように溺れるほど飲んでいた時期があります。
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酒類だけ別に家計簿をつけてみたら、毎月2万円近く使っていたことが判明。スーパーの買物の最後にお酒コーナーに立ち寄るのが習慣となっていましたが、「行かない」訓練をしました。
「悪しき習慣」をやめることにしたのです。
最初はお酒を買わないとイライラしていましたし、何度か習慣を断ち切れずに買ってしまったこともあります。
しかし、半年も続けたら、お酒コーナーに目もくれないようになっていきました。
4.明日買う予定のメモを作る

買い物に行くときに、その場の気分で買い物に行くのではなく、前日に「明日買うものメモ」を用意するようにしました。
メモする内容は品名と予算の2つ。予算より大幅に高い場合は、代替品を買うようにします。
スーパーで特売品やおいしそうなものを見つけても、買わないように。家の中で冷静に判断しておくことで、お店の色んな誘惑に打ち勝つことができるようになっていきました。
外での買い物以外にも、夜はネットサーフィンしていると、ついついポチッと買いたくなってしまいますから、このメモを机の前に貼っておくだけでも、衝動買いの抑止力につながります。
5.家計と人生の3行反省日記をつける
家計簿と財布のチェックを終えた後に、大学ノートに家計の反省点と、今日の出来事で感じたことを3行程度書くようにしています。
お金と心はとても密接に関係しており、イライラしているとつい衝動買いに走ってしまいがちです。
なぜ、これを買ってしまったのか?人間関係や仕事、家族の件で不安に思っていたことはなかったか?
自分の心の中を書きだすことで、何に悩んでいるかがわかるようになり、イライラによる衝動買いを減らしていくことができるようになりました。
毎日続けるのが難しい習慣。なぜここまで続けられるのか?

クレジットカードを使わないとか家計簿をつけ続けるとか、毎日続けるには難しいような習慣まで続けられているのは、一体なぜなのでしょうか?
それは、子どもたちと一緒に旅行に行ったり、おいしいものを食べに行きたいと思っているからです。
シングルマザーとなってから、両親そろっての旅行や外食はできなくなりました。
同時にひとり家計でレジャーなどの娯楽費の捻出が厳しいからこそ、コツコツ節約してお金を貯めて行く必要があります。
子どもたちの笑顔を失いたくない。
お金を「笑顔」に変えていきたい。
何もかも節約しているわけではなく、子どもたちとともに楽しく「実現したい未来」があるからこそ、貯める習慣を続けられているのです。
自分に合う貯める習慣を見つけよう

お金を貯めるために、色んな悪い習慣を経とうと思っても、「3日で挫折した」という経験があるかと思います。
でも、3日で挫折してしまったからといって、自分を責める必要はありません。
1つの習慣をやってみて挫折したなら、また次の習慣を設定すればいいだけです。
続かなかったのは、単に自分に合っていなかっただけのこと。他の習慣なら、続く可能性はいくらでもあります。
私も今はこの5つの習慣は続けられていますが、3日で挫折したことなんていっぱいあります。
大切なことは「なぜ、続かなかったのか」を考えることです。続かなかった原因を分析すれば、それが次の習慣を続けるための有益なデータになります。
そのデータをもとに新しい習慣が続けば、前回の挫折は失敗になりません。3日坊主に終わったことも含めて、いい経験になっていきます。
自分に合う貯める習慣を見つけて、一緒に「実現したい未来」を実現していきましょう。